第25回「理化学研究所と産業界との交流会」について(2月14日)

平成24年2月14日(火曜日)にホテルオークラ東京にて理化学研究所と親しむ会主催、理化学研究所共 催で、理化学研究所と産業界との交流会が開催され、理研の3名の研究者による基調講演および各 事業所の研究成果がパネルを用いて発表されました。文部科学省より20名、企業から266名(125社)、 理研関係者78名が参加しました。バイオリソースセンターは交流会で3枚のパネルを展示し、実験動 物開発室(吉木室長)、細胞材料開発室(中村室長)、微生物材料開発室(大熊室長)が説明と質問へ の対応を行いました。

交流会では、平野博文文部科学大臣、神本美恵子政務官からスピーチをいただきました。平野大臣はそ の後、細胞材料開発室のパネルを訪れ、中村室長が大臣に様々な細胞材料を研究コミュニティーへ 提供することにより基礎研究の推進に貢献していることなど、バイオリソースセンターの重要性につい て説明しました。

篠崎一雄植物科学センター長は「二酸化炭素の資源化を目指した理化学研究所の挑戦」と題する 基調講演で、バイオマス工学研究プログラムを紹介しました。この研究プログラムには、当センターの 微生物材料開発室も参画しており、廃材などからバイオエタノールを生み出す研究を進めています。パネルの前には多数の方々が集まりました。

交流会の様子。当センターのパネルを訪れた平野博文文部科学大臣に説明する中村室長。